バイリンガル育児で取り入れたい『フォニックス』 一般的な学習の流れをまとめました



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「発音や本読みのためにはフォニックス」ってよく耳にするんだけど、そもそもフォニックスって何なのかしら?

RisaT
そんなママ・パパのために、フォニックスの一般的な学習内容と流れをまとめてみました!お子様の本読みをサポートする適切な知識として、まずはフォニックスの概要をおさえていただくといいと思います!
アルファベットの音をカタカナで表記している箇所もございますが、ここでは理解していただくことを優先して使用しています。実際の音はネイティブの発音を参考にしてください。

フォニックスとは?

フォニックスでは英語の発音の規則性を身につけます。例えばAは「エイ」と読むのでなく「ア」、Bは「ビー」でなく「ブッ」といった具合です。フォニックスでアルファベット一つ一つの音を学習し、その音をつなげることで英語を読めるようになります。

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細かいルールはいくつもありますが、基本的なものを覚えたら、それから先は「読みながら覚える」感覚で進めるようにしてください。

フォニックス学習の流れ(基礎編)

アルファベット26文字の音を覚えよう

アルファベットには21の子音5つの母音があり、子音の中には「対」ととらえると分かりやすい組み合わせがあります。

例えば「b(ブッ)」と「p(プッ)」は日本語に例えるとハ行の濁音と半濁音です。この二つの音は口や舌の位置を変えずに発音できることから「対になる子音」に分類されています。

英語ではこのような対を「有声音と無声音」と呼びます。

フォニックスでは

  1. 対になる子音
  2. それ以外の子音
  3. 母音

の順に音を学び、それぞれの文字で始まる言葉を中心に、いろいろな単語を発音してみることから始めます。 

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子音については濁りのない音(無声音)の一つ一つを正確に発音することが大切です。無声音のポイントは喉が振動しないこと。無声音であるpやcを発音するときには喉元に手をあて、振動していないことを確認しながら練習しましょう。

それでは順番にアルファベットの音を覚えていきましょう。単語と一緒に覚えると覚えやすいでしょう。

1.対になる子音

p (プッ) : pig, pet, panda (無声音)
b (ブッ) : big, bed, button

t (トゥッ) : tub, ten, tennis (無声音)
d (ドゥッ) : dog, dot, diamond

c (クッ) : cat, cut, cart (無声音)
g (グッ) : get, gun, gorilla

s (スッ) : set, six, sandal (無声音)
z (ズッ) : zoo, zip, zig- zag

f (フッ) : fan, fit, five (無声音)
v (ブッ) : van, vet, valentine 

2.それ以外の子音

h (ハッ) : hat, hen, hint (無声音)
j (ジュッ) : jam, jet, jungle
k (クッ) : kit, king, kangaroo (無声音)
l (ルッ): let, lamp, lion
m (ムッ) : man, met, moon
n (ヌッ) : net, not, nine
q (クッ) : quit, quit, queen,
r (ゥルッ) : rat, ring, rabbit
w (ゥワッ) : wit, wet, wink
x (クスッ)(が最後に来るもの) : box, fox, fax (無声音)
y (イエッ) : yet, yellow, young 

3.母音

a (アッ) : and, ant, apple
e (エッ) : egg, end, eight
i (イッ) : ink, in, Indian
o (オッ) : ox, on, open
u (アッ)(が真ん中にくるもの): sun, hut, cut

以上が基礎となるアルファベット26文字のフォニックスです。

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ここまでは一般的な学習の流れ(1.対になる子音→2.それ以外の子音→3.母音)を説明させていただきましたが、実は毎日下の動画と一緒に声に出してもらうだけで、自然とアルファベットの音は覚えられます!音をそのまま再現するのが得意なお子様が26文字のフォニックスを覚えるには、このやり方が一番オススメ!ぜひ親子で楽しんで取り組んでみてください♪

3文字の単語を読んでみよう

ここまでの基本的な読み方を覚えれば、もう既に日本語としてもお馴染みの外来語を読むことができます。kit, bag, win, tag, get, kid, tub, dot, bib, mat, net, wax, ton, mix, boy, yes, hit, jog, pan, ham, lip, gum, run 

k (ク) + i (イ) + t (ト)  = kit (キット)

フォニックス学習の流れ(発展編)

2文字をセットにして1つの音として発音するものもあります。例えば、子音の「ph」は「f」と同じ音(フッ)で、母音の「ea」は「e(アルファベット読み)」と同じ音(イー)、という具合です。2つのアルファベットを分けて読むと全く違う音になってしまうため、単語内に隠れる2文字セットを正確に見つけることが大切です。

子音2文字セット

sh (シュッ) : shop, ship, shoes (無声音)
ch (チッ) : chin, check, chocolate
th (スッ)(無声音): thin, thick, thank you
th (ズッ)(有声音): this, that, than
ph (フッ) : photo, phone, Phillip(無声音)
wh (ワッ) : what, when, white

4文字の単語を読んでみよう

1文字の音と2文字セットの音を覚えると、読める単語の数も増えます。

例えばfishなら
f (フッ) + i (イッ) + sh (シュ) = fish (フィッシュ)
という具合です。

以下の単語も、今までのフォニックスの知識を利用して読んでみてください。

taxi, soft, wash, tent, bend, pink, cash, chop, fish, belt, king, push, desk, bath, whip, hint, land, jump, luck, swim, golf

5文字以上でも、日本語として既に知っている言葉は、比較的簡単に読むことができます。French, elephant, chicken, shock, piano, lemon, impact, melon, Italian, octopus, picnic

マジックe

単語の最後の「e」は、変則的な読み方をする時の目印です。このeがある場合は、母音はフォニックス読みではなくアルファベット読みになります(例外もあります)。例えば、「mat」のaは「ア」と読みますが、「mate」のaは「エイ」と呼びます。

a (エイ) : cake, Kate, wave
e (イー) : Steve, Pete, Japanese
i (アイ) : kite, bite, hike
o (オウ) : joke, code, close
u (ユー) : cute, cube, flute

母音2文字セット

子音同様、母音にも2文字セットで読むものがあります。

ee (イー) : heel, feet, tree
ea (イー) : meat, seat, tea
oo (ウー): moon, book, cool

2文字セットの読み方とマジックeを覚えれば、更に読める言葉が増えます。hoop, three, hole, five, tool, theme, room, jeep, pipe, website, free, food, shake, pool, tape, pole, cube, wagon, boom, wind, nine, date, dive, fool

フォニックスのルールが適用できるのは、英単語全体の75%程度であると言われています。残りは以下に説明するサイトワード(フォニックスルールの適用できない言葉)です。

サイトワードとは?

アルファベットの読み方は一種類とは限りませんが、たくさんあるルールの全てを覚えきる必要はありません。基本的な読み方を覚えた後は、サイトワードと呼ばれる丸覚えと併用することで、より確実に読む力を安定させることができます。

日本語に例えるなら「大和」を「だいわ」と読むのはフォニックス方式、「やまと」と読むのはサイトワード方式です。

サイトワードでは既に知っている言葉の英語の綴りをくり返し読み、理屈抜きで丸暗記をします。単語でも文章でも構いません。 

<会話編>
Thank you. Hello. Good bye. Oh, no! Really? No problem! Ouch! Sorry. What’s this? What’s your name?

<生活編>
table, chair, computer, stove, violin, towel, water, heater, jacket, door, 

<食事編>
ice cream, hamburger, cheese, lettuce, spaghetti, curry, cabbage, meat ball, green peas, rice, spoon, fork, knife 

<レジャー編>
basket ball, train, soccer, walking, hiking, bicycle, park, sports, shopping mall, sale 

<色と数字>
yellow, blue, green, black, white, one, two, four, seven, eight

 サイトワードは分野別にまとめ、範囲を絞って取り入れます。サイトワードではフォニックスルールに沿っていないものを取り入れることができることから、車用語やスポーツ用語なども積極的に利用しましょう。 

このように、英語の読みは基本のフォニックスと、追加のサイトワードで磨きます。本格的に字を読めるようになったら、外出時に看板などを読むことで読むことを楽しみましょう。

文字を楽しめる子になれば世界が広がる!

フォニックスによって英語が読めるようなると、お子様は自ら絵本を楽しめるようになります。そして親子での英語世界がさらに広がります。幼いうちに本を楽しめるレベルまでに成長できると、そのあとの英語習得はエスカレーターのようにスムーズに進むことでしょう。

英語を学ぶのでなく、英語で学ぶ、英語で遊ぶ、というイマージョンの教育になりますから、自然と英語力は磨かれていきます!



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