英語を日常にする新習慣☆リサティーのチャット型オンラインサロン(月額¥780)

☆おうち英語でやりたこと☆ おすすめの5つ方法



おうち英語とは、おうちでママやパパがわが子の英語を自ら育てる英語教育法のこと。教育とはいってもおうち英語で重視するのは環境を整えることなので、親が直接英語を教えるのとは少し違います。英語に触れる機会をふやし、一緒に楽しむことで子どもが英語を自然に吸収できる、理想的な英語の習得法です。

ここでは「おうち英語」の具体的なガイドラインとして5つの取り組みを簡単にご説明します。

目次

“英語の語りかけ”は「呼応表現」が楽しい

子どもへの英語での語りかけは、英会話の元となる「英語での対応力」を磨きます。まずは、お礼したいときに「Thank you.」、別れるときに「See you.」と伝え続けるだけで構いません。少しずつ英語フレーズを覚えて積極的に話しかけてみましょう。

呼応表現

何からどう始めればいいかわからないなら、おすすめは呼応表現です。

「Thank you.(ありがとう)」→「You’re welcome.(いいえ)」

「Here you are.(どうぞ)」→「Thank you.(ありがとう)」

「I’m sorry.(ごめんなさい)」→「That’s OK.(大丈夫だよ)」

このようにセットで取り入れることで、一方通行ではない会話のやり取りができ、語りかける側も語りかけられる側も楽しめます。

シチュエーションに合わた英語表現を

また「食事の時間」「お風呂の時間」と、時や状況に合わせた英語表現はとても導入しやすいです。

「Let’s take a bath.(お風呂に入ろう)」

「Wash your toes.(足の指を洗ってね)」

など、まずはシチュエーションに合わせたコンパクトなフレーズを覚えましょう。これらは毎日使えるので、自然と英語が日常会話のなかに取り込まれていきます。

また、英語で「OK!」と返事するところまでをセットにすれば、呼応表現と同様にやり取りも楽しめます。

ある程度慣れてくれば、こういう時にはなんて英語で表現すればいいのかな?という興味がわいてくると思います。毎日の生活で使いたい表現を増やしていき、少しずつあなた自身の英語フレーズリストをアップデートしてください。

“英語の歌”は、一緒に歌う

英語の歌はただ音源を聞き流すだけではなく、一緒に歌えるのが理想的です。とは言え、子どもの歌でも歌うのは意外と難しく、最初は口が回らずリズムを崩してしまいがちです。そのため、まずはサビの部分のわかるところや「Toot, toot!(ポッポー!)」などの合いの手から、少しずつ歌に参加できるようになりましょう。英語の歌をただのBGMにせずに一緒に口ずさむことで、子どもの関心を引くことができます。

子供の歌はそのまま英語力につながる

また、動作がついていて歌詞が簡単な歌は、体を動かせて楽しいうえに英語も身につき、一石二鳥です。

歌詞が体のパーツの羅列だけの「Head, shoulders, knees and toes(頭、肩、膝、足の指)」や、簡単な文章や挨拶も覚えられる「Daddy finger(お父さん指)」など、子供向けの歌はそのまま日常で使える英語になります。

“英語絵本”は文学的要素ではなく繰り返しの多さで選ぶ

有名な文学作品は美しい英語表現が使われていることから、単語も発音も難しく、文章も長くて難解です。そのため、残念ながら子どもの英語教育には不向きです。話に深みや趣はなくても、先が予測できる単純な構成や繰り返しの多い絵本を選びましょう。

エリック・カールの「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」や「Does a Kangaroo Have a Mother, Too?」は、動物が変わるだけで内容の半分は繰り返しです。何度も読むうちに同じ部分は一緒に唱えてくれるかもしれません。

このような一種の暗唱は、音と文字のつながりの認識につながるため、読む練習をするときにも役に立ちます。フォニックス(後述)と同時進行で進めるのも効果的です。

英語絵本を朗読した動画などもYoutubeにあがっていますし、参考にして頂きたいとは思いますが、やはりママ・パパが読んであげて一緒に楽しむのがもっとも効果的です。発音の心配は不要です。英語フレーズの語りかけも同じですが、それ以上に得られるものの方が圧倒的に大きいです。

音を楽しめるうちに取り入れたい”フォニックス”

Aは「エー」ではなく「ア」、Bは「ビー」ではなく「ブッ」という具合に、アルファベットの名前と実際の言葉で発音される音は異なります。このアルファベットの読み方のルールを学ぶのがフォニックスです。

まずは1文字からスタート

フォニックスのファーストステップは、アルファベット26文字それぞれに対してもっとも一般的な発音を覚えます。

A(エイ) says a(ア), a(ア), apple.
B(ビー) says b(ブッ), b(ブッ), boy.
C(スィー) says c(クッ), c(クッ), cat.

Z(ズィー) says z(ズ), z(ズ), zebra.

※ここでは理解のためにカタカナでふってありますが、必ず実際の音を聞いて真似するようにしてください

イラストもつかって、アルファベットとそれで始まる単語のイメージをリンクできるようにすると、単語を読む力の助けにつながります。このフォニックスのファーストステップを身につけるだけで、3,4歳から絵本を読むことに挑戦でき、一緒に楽しむことができます。

一つ一つの文字を覚えたら、次に3つのアルファベットでできている「dog(犬)」「fox(キツネ)」「red(赤)」といった単語を読めるように練習します。

実際には「フォニックスの知識×知っている単語をもとにした推測」の掛け合わせで少しずつ文章が読めるようになっていきます。ふだん触れている英単語やフレーズが多ければ多いほど、子供は自分なりに予想して読めるようになり、経験からフォニックスの細かいルールを学ぶことが可能です。

“書く”ことで理解がより深まる

まだ必要ないと思うかもしれませんが、お子様がなぞり書きやワークブックなどの書く作業に興味を持ちだした段階でアルファベットを書けるようにすると良いでしょう。

英語を続けるよいモチベーションにもなりますし、「書く」というアウトプットの機会が英語の理解を深め定着させてくれることは間違いありません。メッセージやお手紙を英語でかけるようになり、本来の目的であるコミュニケーションツールとして使うことができるようになります。

アルファベットを書く練習をする場合には、大文字だけでなく、読みの導入に必要な小文字も取り入れると良いでしょう。アルファベットの練習は「ただ書くだけ」という単純作業になりがちです。フォニックスと関連づけて「A(エイ) says a(ア), a(ア) B(ビー) says b(ブッ), b(ブッ)…」と書きながら声に出すよう促してあげると良いでしょう。

まとめ

おうち英語のやり方として、

  1. 英語の語りかけ
  2. 英語の歌
  3. 英語絵本
  4. フォニックス
  5. アルファベットを書く

以上5つの取り組みをご紹介しました。

英語学習の技能は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つに分類できます。そしてそれらは順番におうち英語の中で習得することができます。ママ・パパは先生になるのでなく、むしろパートナーとしてゼロから一緒に取り組む気持ちでトライしてみてください。

ある程度まで成長したら、ネイティブの先生にお任せすることになるでしょう。その時が訪れるまでは、おうち英語を実践して英語の土台(英語脳)をしっかり作りましょう!

RisaT
ポイントをおさえれば、子どもの性格や生活環境により自在にアレンジできます。自分たちに合ったスタイルを見つけて、あとはとにかく毎日続けること。日常になってしまえば大変さよりも楽しさでいっぱいになります。